省エネ性能表示ってなに?
建築物の省エネ性能表示について
国内の二酸化炭素排出量の約4割が住宅・建築物絡み。2050年までにカーボンニュートラル社会を実現するため、徹底した省エネや非化石エネルギーの導入拡大が求められている。その一方で環境省によると、2021年度における日本の二酸化炭素総排出量は約10億6400万トン。その内、住宅・建築物の利用に関わる排出量は、業務その他部門で約1億9000万トン(18%)、家庭部門で約1億5600万トン(15%)。合計で全体の約3分の1に当たり、建設時のセメント・鉄鋼等の建築材料も含めて計算すると、実に約4割を占めていることになる。
従って、住宅・建築物分野での脱炭素化の取り組みは、極めて重要である。「星」と「家」のマークの数で省エネ性能が一目で分かる建築物の省エネ性能は、設計仕様に基づいて評価される。その性能を正確かつ簡潔に表示するするのが省エネ性能表示です。