居住用財産の3000万円特別控除について

居住用財産の3000万円特別控除とは、「マイホーム（居住用財産）を売却」した場合のみ売却利益から3000万円を課税対象から除外できる特例です。

例えば、当時3000万円で買った家を3500万円で売った場合の利益は500万円です。「居住用財産の3000万円特別控除」を使えば、500－3000万円で無税になります。

条件は、

１．実際に住んでいるか、住まなくなって3年目の12月31日までに売却する

２．耐震基準をクリアしているか、していなければ取り壊して売却すること

３．親子や夫婦など、特別な関係間での売買ではないこと

４．売却額の合計が一億円以下であること

５．3年前から今に至るまで、以下の控除を受けていないこと

　　Ⅰ．同様の控除（3,000万円特別控除）

　　Ⅱ．マイホームの譲渡損失についての損益通算及び繰越控除の特例

　　Ⅲ．マイホームの買い換えやマイホームの交換の特例